山本造園

N様

毎年剪定に訪れている庭にて、いよいよ工事が始まりました。


施工前

広い敷地に母屋と新屋が建っています。


CADによるイメージパースです。
完成イメージが伝わりやすく好評でした。
現場では設計のイメージに沿って細部に渡り管理していきます。
設計者と現場監督と施工者が同じというのが私達の仕事の利点です。

施工後

敷地の広さを利用して使いやすく、
シンプルですっきりした感じにまとめてみました。
クローズ外構ですが、威圧感のあるデザインにならないよう考えました。


このメーカーのアルミ鋳物の門扉は仕上げの色も微妙で、
大変気に入っています。
洋のデザインですが、重厚な感じと縦のラインが
和の住宅にも合わせやすいので使っています。
門柱はタイル張り。


庭の中の長いアプローチは印象的です。
自然石の雰囲気に合うように曲線でつくりました。
この石は新丹波という商品名の輸入品です。
石厚が厚いため鉄平石の乱貼りより、すごく労力を要しました。
鉄平の色に難色を示されたお施主様には満足いただけたので、
苦労したかいはありましたが。


門冠りの樹形の黒松は母屋側のシンボルツリーになりました。
長年、畑で出番を待っていてくれた松です。
ピッタリと景色にはまってくれて、お施主様の満足顔が嬉しいです。
近所の方達も「あの松」だったとは気づかない人が多くて、植栽の妙です。


ポストはブロック二個分の大きさがあり、冊子郵便にもらくらくです。


車庫は、折半タイプのカーポートと
電動シャッターゲートの組み合わせです。
開閉の待ち時間も短く快適です。


ハボタンはお施主様が育てたもので、
四つ目垣もお施主様が林から
採ってきた竹で作った力作です。
トゲなしのつるバラ「群星」が這わせてあります。
私の趣味で植えさせていただきました。
ん〜、楽しみ♪


このソヨゴは今回、新たに入れました。
いい木が見つかってよかったなぁ、
って感じです。


おまけでつくった門松風寄せ植え


ハボタンとビオラの壁掛け


ビオラとスイートアリッサムのバスケット
今回はエクステリア工事が終わったところで一休みします。
ゆっくり庭をつくっていくのも、考えを熟成させる楽しみがあっていいものです。
omo